アメリカのメジャーリーグは日本と同じように2つのリーグから成り立っています。ニューヨーク・ヤンキースのいるアメリカン・リーグ(通称、ア・リーグ)とメッツのいるナショナル・リーグ(通称、ナ・リーグ)です。日本のパ・リーグにある指名打者制(通称、DH)はメジャーリーグではア・リーグで採用されています。
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ここまでは日本と同じですが、なんとアメリカは土地が広いこともあり、合計30ものチームが存在しているのです!ア・リーグは14チーム、ナ・リーグは16チームです。日本の倍〜!
その各リーグは更に3つの地区(東・中・西)に分けられ、これらは「ディビジョン」と呼ばれています。ペナントレースはこのディビジョンを基盤に行われるのですが、各ディビジョン内だけでなくディビジョン枠を越えた対戦もいくつかありますし、最近ではインターリーグと言って、リーグ枠を越えた対戦も各チーム年間数試合行われます。インターリーグは夏休み(6月)に行われます。
ヤンキース2006年公式戦スケジュール
各チームはこのディビジョンでの1位をまず狙うわけです。そして勝ち残った数チームで、今度はリーグ優勝を狙い争います。つまり、10月に行われるポストシーズンが始まるのです。ちなみに、ポストシーズン開始日は、だいたいペナントレース終了後2〜3日後です。
ところで、アメリカは世界で唯一、5大気候帯を持った国です。もちろん、アラスカやハワイにはチームはありませんが、それでも選手たちは大変ハードなスケジュールをこなす事になります。
- 主にシーズンは4〜9月
- 1チーム162試合を戦う長丁場
- アメリカ大陸4つの時差を移動
- 同時差内であても南北の移動では極寒地から熱帯地までを移動
- 過密なスケジュールをこなすため10連戦ロードなどは序の口
シーズン真中にあるオールスター戦を境に前半、後半と分けますが、特に後半戦に順調だったチームや選手がいきなり調子を崩したり、突然の怪我でシーズンを棒に振る・・・というのはこうした背景もあるのを忘れてはいけません。2003年に松井選手の成し遂げた全試合出場というのは、実はとてつもない記録と言えるのです。
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ワイルドカード
さて、各リーグ3つのディビジョンで1位になるチームは当然1チームづつ、合計で3チームです。ん〜、3チームと言うのは何ともポストシーズンの勝敗を決めづらい。。。ここにワイルドカードというシステムが採用されます。
このワイルドカードシステムでは、ディビジョンという枠は外されます。各リーグの勝率の良いチームを並べて、つまり4位のチームがワイルドカード取得〜ということになります。2003年はボストンでしたが、ボストンの選手や球団は同じディビジョンにヤンキースさえいなければ、毎年のようにディビジョン1位になれるのに、とさぞかし思っている事でしょう。また、2003年のワールドシリーズ覇者、フロリダ・マーリンズはナ・リーグのワイルドカード取得でポスとシーズン出場の切符を手に入れましたし、2002年覇者のアナハイム・エンジェルスも同じです。
ヤンキースはここ数年ア・リーグの東地区の1位を守っています。が、2004年はかなり厳しいシーズンが予想されます。どうでもいいけど、ボストン・レッドソックスにだけはせり負けないでくれ〜〜〜、というのが大方のヤンキースファンの願いなのです(ヤンキースVSレッドソックスの因縁は後述)。
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ポストシーズン
日本シリーズはペナント終了後、だいぶ休みがありますね。その間にキャンプを張ったり!上述しましたが、これはメジャーと比べると大変な違いです。2004年度から日本もパ・リーグでプレイオフ制を採用するようですが、野球ファンにはこの方が楽しみが増えますね。ポストシーズンを全て勝ち抜くと世界一ということになりますが、それまでには実に11勝、約1ヶ月間の長い戦いがあるのです。しかも、ポストシーズンの以下3つのシリーズは短期決戦。特に初戦のディビジョンシリーズは連敗したらもう後がない、5回戦シリーズです(3試合勝った方が先に駒を進める)。更に!組み合わせによっては、前述の通り、広大なアメリカを毎日のように大陸横断しなければならいないこともしばしばです。先にシリーズを物にすれば、その次のシリーズまでの休暇も増えるのですが、これにより選手が調子を崩す場合も大いにあります。つまり、何が起こるか分からないアメリカ社会そのものを反映しているという大袈裟な事まで言えるのです!(各リーグそれぞれ同様)。
ポストシーズンの組み合わせ ← 見てみよう!
ディビジョン・シリーズ
1.リーグ最高勝率チーム vs ワイルドカード取得チーム
(ただし、同一ディビジョン内の場合は別カードになる)
2.リーグ2位チーム vs リーグ3位チーム
リーグチャンピオンシップ・シリーズ
ディビジョン・シリーズ覇者同士(7回戦勝負)
ワールド・シリーズ
各リーグ覇者同士(7回戦勝負)
ヤンキースは1998年から2000年まで3連覇をしましたが、過去4年間は優勝から遠ざかっています。これはチーム史上ワースト3の記録です。オーナーの性格から言って、2005年こそは王座奪回が選手の義務といえます
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